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Ubuntu Server 20.04でのautofs設定

要約

NFSサーバ:hogeServerの/srvを/mnt/nfsにautofsで自動マウント/アンマウントしたいとき

# apt install autofs -y
# vi /etc/auto.master.d/hogeServer.autofs
/-      /etc/auto.master.d/auto.hogeServer --timeout 60

# vi /etc/auto.master.d/auto.hogeServer
/mnt/nfs -rw,soft,intr,rsize=8192,wsize=8192     hogeServer:/srv

と設定すればいい．

設定の反映はデーモン再起動によって行う．

# systemctl restart autofs

詳しく

環境

  • OS: Ubuntu 20.04.2 LTS
  • Linux automount version: 5.1.6

したいこと

NFSサーバ:hogeServerがエクスポートするディレクトリ/srvを /mnt/nfsにautofsで自動マウント/アンマウントしたい

前提

  • hogeServerの名前解決ができる → ping hogeServer
  • hogeServer:/srv は手動でマウントできる → mount -t nfs hogeServer:/srv /mnt/nfs

手順

必要パッケージをインストール

# apt install autofs -y

autofsをインストールすると，/etcにautofsの設定ファイルが作成される

autofsの設定

autofsの設定はディレクトリ/etc/auto/master.dにドロップインファイルを作成することで可能． ドロップインファイルのファイル名は*.autofsでなくてはならない．

/etc/auto.master.d/hogeServer.autofs

ドロップインファイルは以下．

/-      /etc/auto.master.d/auto.hogeServer --timeout 60

形式は，マウントポイント マウント方法を指定するファイル オプション timeoutオプションで，アイドル状態からアンマウントまでの時間を指定できる．

auto.hogeServer

マウント方法を指定するファイル．

/mnt/nfs -rw,soft,intr,rsize=8192,wsize=8192     hogeServer:/srv

形式は，マウントポイント オプション マウントするディレクトリ

設定の反映

デーモン再起動

# systemctl restart autofs

ログの確認法

systemd管理なので，journalctl使えばいい

# journalctl -u autofs

もしくは，

# systemctl status autofs

参考